柴田織物
柴田織物写真

所在地

〒629-2313
京都府与謝郡与謝野町三河内
869-2

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FAX:0772-42-6111

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受付時間:9時~18時
定休日:日祝祭日
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丹後ちりめん織本 田勇機業株式会社
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縫取ギャラリー

特選縫取附け下げ・訪問着・留袖の図柄見本帳ギャラリーです。
柴田織物では、豪華で高品質な丹後縫取ちりめんを製造・販売しています。
下記に代表的な図柄を掲載しています。
他にも沢山の図柄をご用意しています。ご希望の図柄がありましたら、お気軽にご相談下さい。


特選縫取附け下げ・訪問着・留袖の図柄見本帳 全図柄は下記よりPDFファイルをご覧ください。

オススメ特選縫取附け下げ・訪問着・留袖の図柄ギャラリー

  • 光琳吉祥鶴 (こうりんきっしょうづる)

    光琳吉祥鶴 (こうりんきっしょうづる)

    尾形光琳は日本絵画史上最もその名を知られた画家であります。上層町衆の気構えを受け継いで、元禄以後の富裕な都市生活者の華美な消費の世界に、自ら泳ぎながら芸術家として大成した人である。本 図は水辺を群歩する玄鶴を幻想豊かに描破した作品で、光琳は鶴の端麗な姿態や清潔な色彩に注視している。しかも装飾的な効果を際立たせる為、一切の添景を 省き沢畔の清清しい雰囲気金箔霞に象徴し、かつ、広い空間の天地一杯に鶴の体躯の伸びやかな曲と直線の構成を展開させ、画面にきびきびとしたリズムを刻み 雄渾な気宇と筆意を問う秀作です。

  • 皇輝鳳凰図 (おうきほうおうず)

    皇輝鳳凰図 (おうきほうおうず)

    鳳凰は想像上の瑞鳥で、驎・龍・亀と共に四霊とされ四瑞とされる。その雄を『鳳』、雌を『凰』と称し、中国古書に『鳥の属三百六十あって鳳凰はその長をなす』と記され鳥王と呼ぶ。本図は鳳凰の閃々と輝く筆感を生み出す為に、一切の添景を取り除いており、鳳凰の形態全体が『心の文図』に成る構図を意として、画面一杯に描いております。雄大にはばたく鳳凰の末尾の方からは黄金を発し、希有の個性を通すことによって不思議な幻視の影像や美態となり律動的な構図を、動的で明快な装飾画に進展し、なおかつ鳳凰画の最高峰として俯瞰(ふかん)的で鋭い迫力のある描線が印象される。また、その姿態から発せられる雄々とした生命感が一種の神秘性をもたらしている。

  • 百代松涛図 (もだいしょうとうず)

    百代松涛図 (もだいしょうとうず)

    寛永三年(1626年)の後水天皇の行幸を前にして、一大改修が加えられた、二条城の二之丸諸御殿の 障壁画に、当時、御用絵師として、城郭や寺院の障壁画を数多く手がけた、狩野家の頭領狩野探幽(1602年~72年)がその才腕を揮って描いた桃山様式を 示す雄渾な「松図」、大画面画が、大広間四之間の西側にある。本図は探幽の障壁画をもとに、金と銀の泥箔を使用して、霞箔地を流揚に描き、極めて装飾的傾向が強い視点を高くとり、樹幹を極度な歪曲に構成しているにも突き出さんばかりの松の姿態が、俯瞰的に眼めて、豊かな空間を醸し出し雄渾な一作と成っています。

  • 琳派飛翔鶴 (りんぱひしょうづる)

    琳派飛翔鶴 (りんぱひしょうづる)

    江戸時代の初期にまとめられた「本朝画史」書に障壁画を製作するにあたって殿中には「花鳥」「山水」を配するのが原則と述べている。数々の絵師の描いた花鳥画の中にも、狩野派琳派の眼を眩ますばかりの美しく力強い名作が数多く残っている。本作品は琳派、鈴木基一画の鶴の写実性と詩情を増す金箔霞の装飾性を統合のもとに創作しました。天地自然の景色を狭しと飛翔する群鶴を金銀単色で簡明な造形に変化をつけつつ一方に連続させる構成を専ら重点に置き、韻律的な構図に和美と寂の効果を高めております。“近接拡大”方式が抑揚に富み、迫力ある画面を展開されております。

  • 王朝歌人 (おうちょうかじん)

    王朝歌人 (おうちょうかじん)

    尾形光琳を代表する紅白梅のめでたい柄をメインとし、末広がりの吉祥柄となる扇面の中に丹後ちりめんの故郷である丹後を詠んだ歌が織り込まれております。

  • 花輝燦々 (かきさんさん)

    花輝燦々 (かきさんさん)

    江戸時代の前期に、狩野元信筆の牡丹を中心とした韻律的な構図の美しい、名作、六曲一双「花車図」が京都の真正極楽寺に存在している。牡丹をわが国では一名「皇の花」といい、大輪の花房をつける牡丹は花の王でもあった。本作品は華麗さと豪穀さを併せもつ牡丹と、藤、菊の枝もたわわに開いている「写生」四季草花の構成、霞地に敷かれた装飾性の高い錦切箔が、より一層効果的に気品高く典雅な形式美に昇華されております。

  • 春秋楓図 (しゅんじゅうかえでず)

    春秋楓図 (しゅんじゅうかえでず)

    京都智積院の障壁画(国宝)、長谷川等伯筆楓図。大きく斜めに身をよじらせる楓樹の絢爛たる風情と、萩・菊・あやめ・すすきなど春秋入り乱れて四季の情感を表しております。

  • 光琳香栄梅図 (こうりんこうえいばいず)

    光琳香栄梅図 (こうりんこうえいばいず)

    梅の花は寒さの極まる季節に花を咲かせ、松・竹はよく緑をたもつところから「歳寒の三友」と呼ばれ、清廉な文人の象徴とされた。 松竹梅に代表されるように福寿吉祥への願いがこめられており、和の文様構成をする上での代表的な花である。本図は、尾形光琳の画業の総決算と言われる紅白梅図より健やかに延びる若枝を背景にし、琳派の象徴となる吉祥花を扇面にあしらった逸品、光琳香栄梅図であります。

  • 華綬爛彩図 (かじゅらんさいず)

    華綬爛彩図 (かじゅらんさいず)

    この図に用いられている文様の多くは天平勝宝八歳(七五六)光明皇后が東大寺に奉納した品々の目録 『屏風花氈等帳』に記された宝物「銀薫爐」、『国家珍宝帳』の筆頭に記されて聖武天皇の身近に置かれた名宝「平螺鈿背八花鏡」。 また、瓔珞をくわえた華 麗な鸚鵡を表した「花鳥背八花鏡」等を参考に図柄を構成しております。上紋にはめでたい事の起こる前兆に現れるという瑞鳥の鳳凰を夫婦であしらい、そのベースには上記の正倉院宝物の鏡をおき、背景には吉祥紋とされる唐草文様と正倉院宝物に多く用いられている文様を構成しおります。鳳凰・正倉院文様を通して華やかな天平の美をまとっていただける『華綬爛彩図』でございます。

  • 鳳来の郷 (ほうらいのさと)

    鳳来の郷 (ほうらいのさと)

    本図は六曲一双の屏風に渡辺(わたなべ)始興(しこう)が江戸時代に描いた図案をもとに、着物にした時、より優美な構成となるように構図を取り直した作品です。装飾的に整えられた山容に実感的な樹木を配すこのような表現は室町から桃山にかけての景物画の伝統に連なるものであり、金地と緑青・胡粉がやさしく響き合い、駘蕩(たいとう)とした気分を伝えています。いかにも京風の明るく雅な、それでいて渡辺始興らしい駘蕩(たいとう)とした造形美をたっぷりと賞味させてくれる名品『鳳来(ほうらい)の郷(さと)』でございます。

  • 節花薫風 (せっかくんふう)

    節花薫風 (せっかくんふう)

    本図の画風は、琳派の影響を色濃く受けた吉野龍田図が節花薫風の土台となっている。満開に咲き誇る八 重桜、炎のように色づく紅葉。金地を透かして紅白の色彩が絢爛と眼前に迫り、濃青の水流が両隻を繋げて画面を引き締める。桜と紅葉大樹に名所を象徴させ、 和歌短冊に各々にちなむ歌を書き入れている。

  • 花さとの記 (はなさとのき)

    花さとの記 (はなさとのき)

    京に都があった平安時代、太閤豊臣秀吉が贅を尽くし絶賛した「醍醐の花見」がある。秀吉は醍 醐寺の三宝院の景観をことのほか愛し、春になるとこの地で観桜の宴を開き「醍醐の桜」を堪能した。 創建当時からの唯一の建築物、952(天暦6)年建立の五重の塔を臨むかのように咲く枝垂れ桜は、まさに豪華絢爛であり、秀吉が醍醐の花見の際に建立され た三宝院にも立派な枝垂れがある。本図案は秀吉の愛した醍醐・三宝院の枝垂れ桜を繊細かつ豪華に描いております。日本人の心の木である「桜」、平安の贅を尽くした「醍醐の花見」、その中に身を置いていただける秀作『花さとの記』でございます。

  • 枕草子 (まくらのそうし)

    枕草子 (まくらのそうし)

    かの清少納言によって綴られた随筆「枕草子」には平安時代のきらびやかな宮廷生活や豊かな自然・人間について生き生きと描かれています。その表現法の中に、「をかし」という表現があります。この「をかし」の意味には、いいもの、気のきいたものに対する賛美があります。「枕草子」の中で、清少納言が描いた「をかし」を、当時の時代背景とともに鮮烈な色彩を放つ美しい織物で「いとおかし」く一越一越丁寧に織り上げた“縫取 枕草子”です。

  • 永徳花鳥図 (えいとくかちょうず)

    永徳花鳥図 (えいとくかちょうず)

    狩野永徳、安土桃山時代の代表的な絵師の一人で織田信長・豊臣秀吉に仕え、御用絵師として安土城・大阪城・聚楽第などの襖絵に大作を残した。本図は狩野永徳に代表される大徳寺「花鳥図」、聚光院「四季花鳥図」などの画風をもとに、群青の水を底深く称えた川、一本の桜が大地を優しく包み込むように左右に力いっぱい枝を伸ばしている。梅花に戯れる小禽、華麗な黄金箔を配し、障屏画の傑作となっております。

  • 飛翔華琳派 (ひしょうはなりんぱ)

    飛翔華琳派 (ひしょうはなりんぱ)

    豪華な道長取りを台にし、上紋には琳派を代表する四季花を色紙取に配して、背景には重要文化財に指定されている俵屋宗達の描いた縁起物の鶴を配しております。全体に琳派の技法の巧みさを織で表現した逸品です。